輪違屋糸里 下 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2007年3月9日発売)
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本棚登録 : 2060
感想 : 179

上巻では、表題について違和感があったけど、最後まで読んで、腑に落ちました。

どこかに幼いかわいらしさを残していた糸里が、終盤で切る啖呵のかっこいいこと。身の処し方の、鮮やかなこと。

女の芯の強さが印象的な新選組の小説でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年12月14日
読了日 : 2019年12月14日
本棚登録日 : 2019年12月14日

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