少女小説の源流。
主要人物の個性の違いが「花」のようで、そこも素敵。
当時のほとんどの読者も作中の人物も、お金持ちのお嬢様なのだろうけど、結び直前、作中では卒業直前の、テスト問題ときたら・・・私、こんなの手も足も出ません。
また、その時の先生の生徒たちに贈る、厳しくも暖かい言葉がじんと胸にせまります。
この言葉、そのままの思いが、当時の少女小説には流れていたのでしょうか。
ところで、作中の少女たちは、生きていたとしたら、90歳ぐらい!?その後、どのような人生を送ったのかをふと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年8月18日
- 読了日 : 2017年8月18日
- 本棚登録日 : 2017年7月21日
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