「お手伝いは子どもが家事に興味を持った時を見計らって、できることをやらせるといい」と聞きます。
そう思って、普段から息子(3歳)にもできそうな何かを探してやろうと目を光らせるのですが、ホントに簡単なことしか見つからない。まぁまだ3歳なので簡単なことでいいのだけれど、お手伝いと言う名の(!)息子を家事する子に育てるためのきっかけ作りの方法が他にもいろいろあればいいなぁと思いながら読んでみました。
この本には日常家事のほんのささいなことまでお手伝いとしてピックアップされており、「なーんだ、こんなことでよかったんだ」と思えました。我が家でも先日から、洗濯物を洗濯機に放り込む作業と、食事前と後片付けの際にテーブルを拭くことをさせるようになりました。息子自身も、自分のすることが役立っていると感じてくれているのかなんとなくうれしそうなそぶりを見せてくれています。
子どもにさせてみたらいいお手伝いのヒントをいっぱいくれる本、そんな感じを受けた本でした。ああ、手元に置いておきたい(買おうかな・・・)。
ただし、掲載されている数々のお手伝いは、○歳ぐらいの子向け等対象年齢に関することは書かれていません。おそらく、それぞれの子どもに合ったことをさせてみたらいい・・・そういうスタンスで編集されているのでしょうね。
それから「子どもとマスターする49の生活技術」のシリーズはこの「子どものお手伝い」のほか、「修理のコツ」や「台所のしごと」「学習のコツ」などさまざまなジャンルの本が出ています。また図書館で探してみようと思います。
- 感想投稿日 : 2010年2月12日
- 読了日 : 2010年2月12日
- 本棚登録日 : 2010年2月12日
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