とりあえず手っ取り早く、
上手な会話のテクニックを得ようとしてこの本を開くと
肩透かしを食らうかもしれません。
この本が教えてくれるのは、それよりももう少し大切な事。
どんなに流暢に
どこかで聞きかじったネタを
面白可笑しく披露するテクニックがあったって
それが自分の中から湧き出た言葉でなければ
相手には何も伝わらない。
インプットしたものを
すぐにアウトプットするのではなく
自分の中に取り込み、きちんと自分の血肉にしてから口に出すことの大切さを
再認識しました。
正しい言葉を知ること、古典や詩を読んで教養を磨くこと。
遠回りなようでも確実に自分の「言葉」が手に入る方法のようです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
実用書
- 感想投稿日 : 2017年12月6日
- 読了日 : 2017年12月6日
- 本棚登録日 : 2017年12月6日
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