宮本の講演から起こされた本なので、とても読みやすいが、「日本奥地紀行」そのものを読むのと内容は変わらない。ただ、宮本が日本奥地紀行の「どこに着目したか」がわかる。
バードが訪れた東北の盆地、港町、山中の集落の風俗で、特に当時の日本人の衣服、居住まい、大人しいさま、臭い、蚤の多さ、通訳である伊藤の蕃なとことと責任感、車夫、馬子、子供をいつくしむ様子、リベートの習慣など。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史・文化
- 感想投稿日 : 2014年4月12日
- 読了日 : 2014年4月11日
- 本棚登録日 : 2014年4月12日
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