夜明けのパトロール (角川文庫 ウ 16-8)

  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年7月23日発売)
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本棚登録 : 316
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アメリカ西海岸サンディエゴ
“カリフォルニアの青い空と海”
“サーフボードとビッグウェーブとハンバーガー”
“国境と不法移民、麻薬と人身売買”
“苺畑と海軍基地の町”

『犬の力』の“ノワール”と『ストリートキッズ』の“青春”、共通する“葛藤”。

主人公を中心とした“ドーン・パトロール”の面々が爽やかでカッコいい。
更に読むにつれて、それぞれに葛藤があり悩みながら進む姿が描かれて、どんどん好きになっていく。

「何であろうと、トルティーヤにのっけりゃ旨くなる」ってことで、かえって人生の深みが味わえる、かも……。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外ミステリー小説
感想投稿日 : 2024年2月21日
読了日 : 2024年2月20日
本棚登録日 : 2023年12月19日

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