1984年、若手作家ウィリアム・ギブソンがとんでもないSF小説を出し、翌年のSF関連の賞を総ナメした。
それがこの『ニューロマンサー』
「Windows」はまだ無く「パソコン」という言葉もできていない、ましてや携帯電話もインターネットも普及していない時代だが、SF界は活気にあふれていた。
そんな中でも、コイツは他とまったく違った。
とにかく、読んで理解しようとするとサッパリわからないのに、200ページぐらいしてから感覚でわかったような気がしてくる。
不思議なんだなぁ。
この作品から「パンクSF」という言葉ができた。
押井守や大友克洋(AKIRAは同年刊行)のアニメをイメージして読んでいくととても面白いものであることに気がつく。
名作!(パチパチパチパチ……)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外SF小説
- 感想投稿日 : 2023年7月29日
- 読了日 : 2023年7月29日
- 本棚登録日 : 2023年4月5日
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