ポアロシリーズでは“異質”
あとがきによれば、有名な「クリスティー失踪事件」の直後の出版で、結構“売れた”ようだ。
もともと、いくつかの短編だったネタを合わせて繕った、とある。
そのせいか、一つの事件の解明ではなく“ビッグ4”という組織との対決ということで、まるで同じ国の某諜報機関物のよう。
さすがに巧みな作者だけに一気に読める面白さだが、何か物足りなかったのが残念。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外ミステリー小説
- 感想投稿日 : 2024年3月8日
- 読了日 : 2024年3月8日
- 本棚登録日 : 2024年2月1日
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