「刑事ヴァランダー」シリーズ第二弾
どうしようもなく「中年男」の主人公ヴァランダー、余計なお節介なんじゃないかなって思うラトヴィア行き
動機がまたまた「女性」目当てって、なんだかコメディドラマ?
いえ、とってもシリアスなミステリードラマで、そのアンマッチが、ヴァランダーの魅力かもしれません。
相変わらず推理というより「体当たり」で、映画「ダイハード」のジョン・マクレーン並みのハードワーク
なぜ読者が主人公に寄り添う感覚があるかといえば、この物語がヴァランダー一人の目線のみで進行するからかな〜
だから主人公の困惑も疲労感も、すぐに読者に伝染する。
突然のシーンチェンジもなく時系列で進むから、あれこれ頭を働かせることなく一本道で読むことができる。
ぼちぼち好きです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外ミステリー小説
- 感想投稿日 : 2021年9月4日
- 読了日 : 2021年9月2日
- 本棚登録日 : 2021年3月17日
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