不思議な読後感。でも何だかクセになる文章を書くのだ戌井昭人という人は。表題のどろにやいとは、昭和の香りがどことなく漂う時間軸がおかしくなった様な話、もうひとつの天秤皿のヘビは、おとぎ話チックなのかと思いきや、そうでもなく今後の展望も見えない形で話が終わる。どちらも結末が見えない。何だかそんなところがクセになりそうな所以なのだろうか?と考えてみたりした次第。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年4月16日
- 読了日 : 2015年4月16日
- 本棚登録日 : 2015年4月16日
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