島原の乱から71年後、1687年にキリシタン類族令が発布された。「一度、キリシタンになったことがある者は転んだ者でも監視する。彼らとその係累をキリシタン類族として一般市民の戸籍から除き、キリシタン類族帳という別戸籍に入れることを命ずる」という内容である。
5代前の先祖にキリシタンを持つ主人公の過酷な旅がはじまる。上巻は親友のあだ討ちを果し、江戸に逃れるまでのお話しである。丁度、時は幕末を向かえ大きく時代が変わろうとしている。
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カテゴリ:
日本史・時代小説
- 感想投稿日 : 2013年11月21日
- 読了日 : 2013年11月12日
- 本棚登録日 : 2013年11月12日
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