幕末キリシタン類族伝 青い空 上 (文春文庫 え 4-12)

著者 :
  • 文藝春秋 (2009年1月9日発売)
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感想 : 7
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 島原の乱から71年後、1687年にキリシタン類族令が発布された。「一度、キリシタンになったことがある者は転んだ者でも監視する。彼らとその係累をキリシタン類族として一般市民の戸籍から除き、キリシタン類族帳という別戸籍に入れることを命ずる」という内容である。

 5代前の先祖にキリシタンを持つ主人公の過酷な旅がはじまる。上巻は親友のあだ討ちを果し、江戸に逃れるまでのお話しである。丁度、時は幕末を向かえ大きく時代が変わろうとしている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本史・時代小説
感想投稿日 : 2013年11月21日
読了日 : 2013年11月12日
本棚登録日 : 2013年11月12日

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