No.33「長門有希の100冊」
新種のウイルスに感染した友人から託された資料を届けるため、クレタ島南岸に浮かぶ牛首島へ渡る、パリ大学の女子学生と謎の日本人青年。新種のウイルスにまつわる話が展開されるのかと思いきや、単なる孤島で繰り広げられる密室殺人の様相。
素性を明かすことを拒む矢吹駆は、この事件とどんなかかわりをもっているのか。この島に招待された目的とは、不思議な哲学的お話も随所にちりばめ頭がよくなった錯覚を覚える。少々理屈っぽく、小難しい小説だ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
長門有希の100冊
- 感想投稿日 : 2010年8月29日
- 読了日 : 2010年8月29日
- 本棚登録日 : 2010年8月29日
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