ノワール小説でアンダーグランドな内容がテンコ盛りなのかと期待したが、馳 星周の域には達していない。お話のテーマは別にして綺麗にまとまりすぎている。多少話しに破綻があるほうがこのテーマにはあっているのではないだろうか。
作者の性格が反映されてか、または取材不足からなのか突っ込みがあまい。人が殺される場面描写や、それまでに至る状況がもう少し綿密に書かれていると凄みが増すと感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
大衆娯楽小説
- 感想投稿日 : 2010年9月13日
- 読了日 : 2010年9月13日
- 本棚登録日 : 2010年9月13日
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