内容紹介
浅見光彦が追う卑弥呼と邪馬台国の謎!
邪馬台国の研究に生涯を費やした考古学者・小池拓郎が殺される。浅見光彦は、小池が寄宿していた当麻寺の住職から事件解決を依頼され、早春の大和路へ向かう!
古代史のロマンを背景に展開する格調高い文芸ミステリ
内容(「BOOK」データベースより)
邪馬台国の研究に生涯を費やした孤高の考古学者・小池拓郎が殺された。その直後、彼の発掘していた古墳から邪馬台国の手がかりと思われる銅鏡が発見され、考古学界は騒然となる。浅見光彦は、小池が寄宿していた当麻寺の住職から事件解決を依頼され、早春の大和路へ向かった。老考古学者が遺した一通の古い手紙と色褪せた写真―住職の娘・有里とともに事件を追う浅見は、いつしか時を超えた女達の妄執に搦め捕られてゆく。古代史のロマンを背景に展開する格調高い文芸ミステリー。
内容(「MARC」データベースより)
奈良・箸墓古墳の謎を追究していた考古学研究所の元所長が殺される。真相を追う浅見光彦を待ち受けていたのは、歴史を超えた、女たちの冥い情念だった…。戦慄の展開、驚天動地の結末。『毎日新聞』日曜版連載の単行本化。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
内田康夫
東京都出身、現在は軽井沢に在住。1980年、『死者の木霊』を自費出版してデビュー。1982年には、浅見光彦が初めて登場する『後鳥羽伝説殺人事件』を上梓。以来、全国を旅して日本人の心の琴線に触れるミステリーを書き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
本の感想(オフィス樋口Booksより転載、http://books-officehiguchi.com/archives/4783004.html)
奈良県橿原市の箸墓古墳が舞台となった歴史ミステリー小説である。箸墓古墳辺りは邪馬台国があった場所と言われていて、注目されている。
この小説は、考古学者小池拓郎が殺害された事件で、浅見光彦が事件の真相を追うストーリーである。歴史小説が好きな読者に勧めたい1冊である。ただ、休筆を宣言したため、今後内田康夫氏の浅見光彦シリーズを読むことができるかどうか気になるところだ。
- 感想投稿日 : 2017年2月19日
- 読了日 : 2017年5月7日
- 本棚登録日 : 2017年2月19日
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