他にスマートグリッドについて解説している本が意外に少なく、貴重な本だと思う。内容も文系素人にも理解できる内容だった。(新版が出版されているため、こちらは絶版のようだがKindle版で買える)
電気をためる(蓄電)は技術的に難しい。電気の消費量に発電量を一致させなければ周波数が変わってしまい、電化製品や機械が壊れやすくなる。そのため、周波数が大きく変動するとその発電所は系統から切り離される。すると停電が起きる…
グリーンエネルギーは発電量を調整できないため、大量に導入されると調整し切れない。(グリーンエネルギーが発電していても需要が少ない場合、火力発電を弱めるが、オフにしても足りないことがある)そのため、導入が進まない。
これを解決するのがスマートグリッド。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション (新書/文庫)
- 感想投稿日 : 2017年8月12日
- 読了日 : 2017年4月8日
- 本棚登録日 : 2017年4月8日
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