絶対に必要なスキルと思う。
「語る内容」も重要かもしれないが、それだけではない。
やっぱり「伝え方」だと思う。
同じ事を言っているのに、なぜ人によって伝わり方が異なるのか?
人に伝わる言い方。
人を喜ばせる言い方。
人を感動させる言い方。
この本ではテクニックに言及しているが、本当は「気遣い」だと思う。
相手を喜ばせようというサービス精神があれば、おのずと言葉は強くなるはず。
この本では文章の書き方テクニックを綴っているが、「喋り」も全く同じだと思う。
こちらに伝えたい気持ちがあるならば、相手が聞きやすいように伝えるはずだ。
聞いてほしければ、声も大きく明瞭に、ゆっくりハッキリ喋るだろう。
つまりバスケやサッカーの「パス」のようなものだ。
相手がキャッチしやすいような、いいパスを出す。
これが案外と難しい。
そして「意識して」やっている人は案外少ない。
「伝え方が9割」なのは、「言葉」とは「パスそのもの」だからだ。
届かなければ意味がない。
相手に渡らなければ、決して得点にはつながらないのだ。
小さなテクニックなので、覚えておいた方が絶対に得。
(2018/5/25)
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- 感想投稿日 : 2020年8月3日
- 読了日 : 2018年5月25日
- 本棚登録日 : 2020年8月3日
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