_わたしは なりたいとおもったら
いつでも あたらしいなにかに なれるのよ._
_わたしは あかよ.
わたしは 金.
わたしは みどりよ.
わたしは 青なの.
わたしは いつも わたしでしょう._
・・・そりゃそうなのよ。そのはずなのよ。でもね、つい忘れてうっかり自分を見失いそうになるのよ。やーね、おとなって。
どうした?いきなりのバーバラ・クーニーブーム(わたし内)
みずみずしく力強く、小さな女の子が生きるよろこびを身体ごと用いて唄っています。女の子の言葉で語られる本質にどきどきしてしまう。
そしてクーニーさんは、ほんとに丁寧に、愛おしむように絵具を重ねているなあ。誠実なひとに違いない。会ってみたかった。
作者のデルモア・シュワルツ、プロフィールを知りたくて検索したら、太宰治チックなナルシスト風モノクロ写真がいっぱい出てくる・・・。
T・S・エリオットらに称賛され、ルー・リードの大学時代の恩師なんですってよ。ほかの詩作品も読んでみたいです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2020年11月29日
- 読了日 : 2020年11月27日
- 本棚登録日 : 2020年11月27日
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