うーん、思っていたのと違うな。
民主主義について考える本なのかと思っていたが。
結局、反原発・反安倍だった。
そういうことが読みたかったんじゃない。
「ぼくらの民主主義なんだぜ」と銘打ちながら、内容は「ぼくの意見が聞いてくれないのは民主主義じゃないぜ」と主張しているように聞こえる。
それが、イヤ。
いやね、政治思想が合う・合わないじゃないのよ。
どっちかというと私も原発は無ければ良いと思うし、安倍首相も強引だなと思う。
でも、国民が間接的にせよ選んだ首相だ。
ぼくの考えとは違うんだよなー、困ったなーと思いながらも国民が選んだんだから仕方ないかと思い弱々しく笑いながら現政権を眺めてます。
それが民主主義だろう。
民主主義を謳いながらイデオロギーに偏ったこの本は、ちょっと嫌な感じがしました。
主張が悪いわけじゃないですよ。ただ、タイトルとのギャップがあるんじゃないかと。
宗教学を学びに行ったら、 新興宗教を勧められた感じがする。
そんな違和感を感じました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年2月15日
- 読了日 : 2016年2月15日
- 本棚登録日 : 2016年2月15日
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