十八番の噺ー落語家が愛でる噺の話

  • フィルムアート社 (2017年9月25日発売)
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本棚登録 : 42
感想 : 7
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落語ファンによる落語ファンのための本。

装丁が落語ファン以外を見事に拒絶している。

清々しさすら感じます。

各噺家に「十八番」を聞いていくのですが、皆一様に「十八番なんてのは、自分で言うもんじゃない」と言いながら噺について語る。

今をときめく落語家たちが噺を育て、格闘する様子はファンとして嬉しい。

後半は若手落語家たちが、十八番を語る。私はおっさんなので、若者は素直に応援したい。がんばれ。

惜しむらくは、ラインナップ。

立川志の輔が入ってないのはおかしいだろう。

談春・志らくも入ってない。談笑の話だって面白い。

いや、立川生志も好きですよ。でも順番が違うだろう。

あとは、円楽党も入ってない。

円楽か兼好は入れるべき。まんきつでも楽しい。

企画があまりに楽しかったので、第二弾に期待してます、ってことかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年11月6日
読了日 : 2017年11月6日
本棚登録日 : 2017年11月6日

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