面白かった。
大学生が主人公の短編集。
1人だけ大学生になる選択をしなかった子もでてきます。
お話がどれも繋がっています。
登場人物が大学生の小説って少なく感じているのですが、
大学生ほど題材として面白いものはないと思ってます。
「くだらない」「どうせサークルと酒と安っぽい恋愛と怠惰な毎日」
みたいなイメージからあまりフィーチャーされることはないのでしょうか。
でも、大学生ほど
大人になることと向き合い、悩み、選択を迫られる時期はない気がします。
あと、本当によって4年間の使い方が違うのも面白い。
大学に通う選択肢をしなかった人を
普通じゃないと定義する高校時代の旧友の存在
までも出てきて味わい深かったです。
表題作「もういちど生まれる」は
久々に本でうるっときました。
以下ネタバレ。
絵を破いたのは妹本人だった、とのことでした。
桜じゃなかったんですね。
態度的に桜かと思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年8月15日
- 読了日 : 2020年8月15日
- 本棚登録日 : 2020年8月15日
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