ミレニアム2 火と戯れる女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房 (2011年11月10日発売)
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本棚登録 : 3539
感想 : 267
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北森さんの"邪馬台"もジョブズ伝記の2巻目もユニコーンの続きも、
全てを放り出して上下巻と一気読みしてしまいました。

今回は、リスベットの過去にまつわる、物語。
始まりは穏やかに、徐々に様々な糸が交錯していき、加速していきます。

また物語の構成がすごく丁寧で、登場人物の多さに惑うことなく、いけました。
ん、副題の「火と戯れる女」の意味が、深いですね。

そういえば、性の大らかさはキリスト教国にしては珍しい、、と思っていたら、
意外に宗教観はフラットなようで、スウェーデン。

ラスト、物語としては一区切りついていますが、
消化されてない伏線が多々あるので、こちらは第3部に持ち込みとの事。

その第3部の文庫版は12月上旬発売予定、、うーん、待ち遠しいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2011年11月18日
読了日 : 2011年11月15日
本棚登録日 : 2011年10月29日

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