北森さんの"邪馬台"もジョブズ伝記の2巻目もユニコーンの続きも、
全てを放り出して上下巻と一気読みしてしまいました。
今回は、リスベットの過去にまつわる、物語。
始まりは穏やかに、徐々に様々な糸が交錯していき、加速していきます。
また物語の構成がすごく丁寧で、登場人物の多さに惑うことなく、いけました。
ん、副題の「火と戯れる女」の意味が、深いですね。
そういえば、性の大らかさはキリスト教国にしては珍しい、、と思っていたら、
意外に宗教観はフラットなようで、スウェーデン。
ラスト、物語としては一区切りついていますが、
消化されてない伏線が多々あるので、こちらは第3部に持ち込みとの事。
その第3部の文庫版は12月上旬発売予定、、うーん、待ち遠しいです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2011年11月18日
- 読了日 : 2011年11月15日
- 本棚登録日 : 2011年10月29日
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