ボールペンで描かれた古事記、第三弾。
天孫降臨から、海彦・山彦を経て、トヨタマまで。
古事記本編でいう「神代」がコレで終わります。
ニニギノミコトの辺りから人間味も増してきていて、
人と神との融合を見てとることもできます、なんて。
また、様々な形で現される婚姻の系譜は、
国々が統合されて「ヤマト王権」となっていた過程とも。
婚姻をシンボリックに使っている辺り、殲滅戦ではなく、
話し合いでの、緩やかな融和を重ねていったとの見方も。
なんとなく、この時代の「合戦」の目的を洗い出してみるのも面白そうな。。
そうそう、この先の「人代」については未定との事で、是非読みたいところです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2013年3月19日
- 読了日 : 2013年2月26日
- 本棚登録日 : 2013年2月8日
みんなの感想をみる