ぼおるぺん古事記 三: 海の巻

著者 :
  • 平凡社 (2013年2月26日発売)
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感想 : 69
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ボールペンで描かれた古事記、第三弾。

天孫降臨から、海彦・山彦を経て、トヨタマまで。
古事記本編でいう「神代」がコレで終わります。

ニニギノミコトの辺りから人間味も増してきていて、
人と神との融合を見てとることもできます、なんて。

また、様々な形で現される婚姻の系譜は、
国々が統合されて「ヤマト王権」となっていた過程とも。

婚姻をシンボリックに使っている辺り、殲滅戦ではなく、
話し合いでの、緩やかな融和を重ねていったとの見方も。

なんとなく、この時代の「合戦」の目的を洗い出してみるのも面白そうな。。
そうそう、この先の「人代」については未定との事で、是非読みたいところです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2013年3月19日
読了日 : 2013年2月26日
本棚登録日 : 2013年2月8日

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