SF×お仕事系×妙齢の女性な短編集となります、
青い表紙が印象的で、図書館で出会いました。
舞台は近未来、シンガポール沖のリンガ諸島。
軌道エレベーターの設置に伴い、宇宙への最前線となったとの設定。
物語は全てで7編、主人公はすべて異なりますが、
・岐路に立つ下働き社員
・法的なグレーゾーン下で社員を抱える社長
・船上タクシーの艦長
・独立心の強いアーティスト
・経歴詐称で起動エレベーターに潜り込んだアテンダント
・現地に根付こうとしている保育士
・宇宙のあり様を変えたいと願う事務社員
共通しているのは、働く女性であるという点と、
そして、皆さん魅力的で、前向きであるとの点でしょうか。
ちなみにいくつかの話は、ちょっとだけクロスもしています。
ふと思ったのは、新海さんの手による映像化が観たいな、と。
軌道エレベーターとか、メガフロートとか、妄想です、エエ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2014年3月6日
- 読了日 : 2014年2月24日
- 本棚登録日 : 2014年2月24日
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