妙なる技の乙女たち

著者 :
  • ポプラ社 (2008年2月1日発売)
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本棚登録 : 285
感想 : 40
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SF×お仕事系×妙齢の女性な短編集となります、
青い表紙が印象的で、図書館で出会いました。

舞台は近未来、シンガポール沖のリンガ諸島。
軌道エレベーターの設置に伴い、宇宙への最前線となったとの設定。

物語は全てで7編、主人公はすべて異なりますが、

 ・岐路に立つ下働き社員
 ・法的なグレーゾーン下で社員を抱える社長
 ・船上タクシーの艦長
 ・独立心の強いアーティスト
 ・経歴詐称で起動エレベーターに潜り込んだアテンダント
 ・現地に根付こうとしている保育士
 ・宇宙のあり様を変えたいと願う事務社員

共通しているのは、働く女性であるという点と、
そして、皆さん魅力的で、前向きであるとの点でしょうか。

ちなみにいくつかの話は、ちょっとだけクロスもしています。

ふと思ったのは、新海さんの手による映像化が観たいな、と。
軌道エレベーターとか、メガフロートとか、妄想です、エエ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2014年3月6日
読了日 : 2014年2月24日
本棚登録日 : 2014年2月24日

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