ちかさんの感想・レビュー

GIANT KILLING(1) (モーニング KC)

著者 : ツジトモ 綱本将也

• 講談社 (2007年4月23日発売)

かつては日本代表も輩出してたものの，近年は毎年2部転落の危機に瀕しているETU(EAST TOKYO UNITED)。
現役時代をETUで過ごし現在はGMを務める後藤は，ETU再興の為に元日本代表でありかつてのチームメイトであった逹海猛（たつみ たけし）をチームに呼び戻す事を考えるのだった。

この世にサッカーマンガは数あれど，このマンガの特徴は選手目線ではなく監督目線でストーリーが展開される点。そして魔球も存在せず，あくまでも泥臭く話が進む。選手ひとりひとりの描写も細かくて良い。
作画に少しクセがあるので好き嫌い分かれるかもしれないが，ほんの少しのサッカーの知識があれば十分に楽しめる作品だと思う。

キーワードは「GIANT KILLING (大物喰らい)」。

全20巻で現在も週刊モーニングにて連載中。

感想投稿日 : 2011年7月31日

読了日 : -

本棚登録日 : 2011年7月31日