方法序説 ─まんがで読破─

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  • イースト・プレス (2011年4月30日発売)
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「近代哲学の父」と言われるデカルト。
彼のことを知りたかった。
きっかけは『人間革命』第4巻の「生命の庭」の章である。デカルトは暖炉のある部屋で不思議な体験をする。神の啓示を受けたデカルトは、普遍学の確立を目指す。
ギリギリまで理性で考え抜いた先の、飛躍であった。創造であった。
創造性を発揮するためには、限界まで論理で考えることが大切だ。論理的に考え抜いた先に、飛躍がある。
栗田哲也氏は、二分法の中に思考はないという。二分法は、思考の基本原理とされている。
しかし、彼は思考の真骨頂は飛躍であると説く。
もう少し、デカルトを知りたい。
今度は『方法序説』そのものを読もう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学
感想投稿日 : 2018年7月9日
読了日 : 2018年7月9日
本棚登録日 : 2018年7月9日

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