梅雨の季節のみどころとして、鉄道旅行の達人である宮脇俊三がまず第一に挙げたのが、水蒸気。雪舟をはじめ、絵師たちは古くから雲や霞を登場させてきた。列島の湿潤な気候がなせるわざ、ベストシーズンに拝まない手はない。
鉄道を中心とした旅をめぐるこのエッセイ集には、「自分という肉体が寄るべなき存在となること、それが旅というもの」なんて名言も。
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- 感想投稿日 : 2014年3月21日
- 読了日 : 2014年3月21日
- 本棚登録日 : 2014年3月21日
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