とにかく没頭してしまいました。
羽生という男の素性が明らかになっていく上巻を助走に、一気に物語が動き出す下巻は圧巻でした。
山に生きる男が山に登る、ただそれだけを直球に描いた作品を通して、男にとっての山と読者である自分にとっての人生がリンクして、相当のめり込めました。
登山の知識や経験は全く必要なく、まっすぐに楽しめます。最高でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2024年2月15日
- 読了日 : 2024年2月15日
- 本棚登録日 : 2023年8月10日
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