ルポ「断絶」の日韓 なぜここまで分かり合えないのか (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2019年6月13日発売)
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感想 : 8
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前著「絶望の韓国」が良かったので、著者が昨今の韓国との関係をどう捉えているのかを知りたくて読んでみた。朝日新聞という左寄りの組織に所属していながら比較的バランスの取れた論調で、程度の低い嫌韓本とは一線を画す。
韓国人にとって反日は娯楽である、というのが自分の持論なのだが、その源流は李承晩の個人的な私怨に求められることを初めて知った。単なる娯楽なのだから相手にしたって無駄だし、好きにやらせておけばよいのだが、朝日がむやみに”隣国親善”を煽るものだから、中には勘違いする日本人が出てくる。実に罪深い組織だ。著者の牧野氏にはもっと本業で頑張ってほしい。我が家も20年来の朝日読者なのだから。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会時事
感想投稿日 : 2019年12月1日
読了日 : 2019年12月1日
本棚登録日 : 2019年11月28日

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