「きめ方」の論理 (ちくま学芸文庫)

著者 :
  • 筑摩書房 (2018年8月9日発売)
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本棚登録 : 207
感想 : 14
3

元々難解な概念を取り扱っているのだから仕方がないのだが、何ともわかりにくい。
結局、いくら数学的な表現を駆使して『決め方』を追求しても、結局は『正しい決め方』は個人の利害を超えた社会性とか倫理観に依拠するという身も蓋もない話になる。もっと実践的で白黒明解な決め方の正解を期待したのだが。
まぁそうであるからこそ、世界中で様々な選挙制度が採用されているのだろう。唯一絶対の『正しい決め方』が幻想である事だけは理解できた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 経済経営
感想投稿日 : 2024年4月22日
読了日 : 2024年4月22日
本棚登録日 : 2024年1月21日

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