西村賢太の自伝小説。
読むのは3冊目くらい?
この魅力は独特で相変わらず面白い。
普通では体験できない最低最悪な人生模様を、
垣間見れるから、まぁ他人事で面白いんだろう。
日雇いの人足仕事で口に糊する日々、
少したまった金は酒と女に使いきる。
どうもうまく行かない人間関係
周囲の好意を裏切り続けるだらしなさ。
酒に酔っては喧嘩して、時には警察のお世話になり、
または転がり込んだ家の家賃が払えず大家と揉める
中卒で社会に飛び出して底辺を這いずり回る主人公の人生。普通は絶対関わりたくない人間だけど、何というかホントはうまくやりたいのに、うまくできない主人公の気持ちもちょっと解ってしまう。
このシリーズは定期的に読んでいきたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年1月27日
- 読了日 : 2020年1月27日
- 本棚登録日 : 2020年1月27日
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コメント 1件
getdowntoさんのコメント
2022/01/22