アメリカ版バトルロワイヤルとして話題になりましたが、
見終わった時の印象はだいぶ違ったかな。
バトルロワイヤルはさっきまでクラスメイトだった友人同士が殺しあわなきゃいけなくなる。
誰も準備なんてできてない中でそれぞれがどういう心理になるかが見どころの映画だったかと。
参加者には全然戦えない奴もいるし、喜んで殺しまくる奴もいるし、
いきなり裏切る奴もいる。
参加者たちのいろんな心情の動きが見てとれるようなシーンが
ハンガー・ゲームには殆ど無いんだな。
てか、ライバルキャラは印象ペラペラ過ぎて、顔すらまともに覚えてられんくらい。
殺し合いのルールもよくわからんし
とにかく見どころであるはずの肝心のゲームシーンがイマイチ。
逆に殺し合いゲームに至るまでの事前設定の描写とか、
世界観はかなり凝ってて面白かった。
殺し合い参加者のパレードがあったり
事前にトレーニングさせてオッズを付けさせたりとやりたい放題。
殺し合いをさせて喜ぶ上流階級の人間や、政府の人間たちはとにかくゲスさ満点。
救いようのない未来がよく描けている。
続編ありきの終わり方してたので、
この世界観を引き継いで真面目に殺し合いゲームさせたら面白いとは思うんだけどなぁ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2013年3月25日
- 読了日 : 2013年3月25日
- 本棚登録日 : 2013年3月25日
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