前作からすっかり市川春子ワールドの虜になってしまいました。
「内側から壊れていくもの」がテーマだったんでしょうか。そんな中自分の大切なものを守ろうとする人達のお話です。
表題作が好きです。
イソギンチャクみたいなやつ、かわいい!
虫と歌よりSF性もグロテスクさも増してます。市川さんの感性が痛いくらい剥き出しに。だがそこがいい。
うつくしくて濃い世界観の中で、ページをめくるごとに息が苦しくなっていくようです。
ちょっと難解かも。一度読んだだけじゃ物語を掴みきれない。
だからこそ何回も読んでほしい作品です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
まんが類
- 感想投稿日 : 2011年11月30日
- 読了日 : 2011年9月24日
- 本棚登録日 : 2011年9月24日
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