バビロン2 ―死― (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社 (2016年7月20日発売)
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感想 : 7
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64人の同時飛び降り自殺が、超都市構想「新域」の長・齋開化(いつき かいか)による、自死の権利を認める「自殺法」宣言直後に発生。暴走する齋の行方を追う正崎検事率いる捜査班、人々に拡散し始める死への誘惑、鍵を握る女・曲世愛(まがせ あい)。

『バビロン1―女―』に続いての野崎まどsan。
前作の読了から時間が経ってしまいましたが、やっぱり面白い!

愛の幼少期のエピソードから”最悪の女”の正体が少しずつ見えてきました。中盤の筒井警部補からの電話、終盤の九字院刑事の襲撃、瀬黒事務官の「点線」まで、絶望が続きました。。

自殺は罪か、それとも赦しなのか-。
シリーズ3(最終章)で解決しますように(祈)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 野崎まど
感想投稿日 : 2023年7月1日
読了日 : 2023年7月1日
本棚登録日 : 2023年7月1日

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