大人げない大人になれ!

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2009年11月20日発売)
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●「お世話になっております」から始まり「よろしくお願いします」で終わるメールを書くやつ・・・工夫のない奴
 「お世話になります」と書くたびに、あなたの中からクリエイティビティが失われていく
●難しい言葉を使って形式的に話すことで自分を賢いように見せるのは誰にでもできること。この簡単なテクニックを使う人はビジネスの世界では驚くほど多いが、それでは人を説得することはできないし、ましてや人を惹きつけることは決してない。これができるのは、子供のように簡単な言葉を使って、自分の考えと感情をストレートに表現できる大人気ない人
●プロほどルーティンにはまりやすい。自分が素人であると考えることができれば、新しい知識も真綿のように吸収することができる。そして、恐れることは何もないのである
●サラリーマンの成功の条件は「ウン・ドン・コン」
●間隔が鋭い人は、小さな失敗にもいちいち落ち込んでしまう。その一方で成功にも敏感だから小さな成功に酔ってしまう。これでは大きく成功する前に満足してしまうから大成できない
●自分が鈍感になるには、より大きな刺激を受けること
●失敗しないためには、自分に大きな刺激を与えて感覚のセンサーをバカにしてしまうことがいい。自分が失敗と認識しなければそれは失敗ではなく、いつかは成功につながっていく

●人生を大人げなく楽しむ本
・「ご冗談でしょう、ファイアマンさん」上下 リチャード・フィリップス・ファインマン(岩波書店)
・「マリス博士の奇想天外な人生」 キャリー・マリス(早川書房)
・「積みすぎた箱舟」 ジェラルド・ダレル(福音館書店)
・「プラネタリウムを作りました」 大平貴之(エクスナレッジ)
・「ダチョウ力」 塚本康浩(朝日新聞出版)
・「僕がワイナリーをつくった理由」 落希一郎(ダイヤモンド社)
・「モーセと一神教」 ジークムント・フロイト(筑摩書房)
・「眠れない一族」 ダニエル・T・マックス(紀伊国屋書店)
・「ノアの洪水」 ウィリアム・ライアン、ウォルター・ピットマン(集英社)
・「社員をサーフィンに行かせよう」 イヴォン・シュイナード(東洋経済新聞社)
・「山 動く」 W・G・パゴニス(同文書院インターナショナル)
・「コンテナ物語」 マルク・レビンソン(日経PB社)
・「もしも宮中晩餐会に招かれたら」 渡部誠(角川書店)
・「馬車が買いたい」 鹿島茂(白水社)
・「ローマ人の物語」8~13、ユリウス・カエサル 塩野七生(新潮社)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2011年12月13日
読了日 : 2011年12月13日
本棚登録日 : 2011年12月13日

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