最近乙武くんフェアが続いている。
ひさびさにメディアで見かけることが多くなったときには、
自身の小説が映画化されるタイミングだったようで、
その頃から、ここ最近の近況を知ることなり、
彼の活動に関心を持つようになった。
ここ半年くらいのことかな。
加えて先月観た「朝まで生テレビ」
これも大きなきっかけだった。
前後してtwitterでのつぶやきなどもあいまって、
出版されたばかりのこちらも読んでみた。
方々でよくお話されているであろう内容もわたしには多く、
重複するところも多く感じたが、
唯一読めてよかったと感じたのが、とりわけ奥様とのことについて。
ベースは「自己肯定力」が高い乙武くんだが、
お子さんの件で、迷い憂いている乙武くんの姿を、はじめて目の当たりにしたようにに思う。
これが逆に、わたしにはとっても親近感が沸いた。
多くは語らないし、それ以上は解りかねるが、奥様もやはり凛とした考えがある方のようにお見受けしたし、だからこそ不断の努力で日々支えている奥様はすごいと思う。さらにそのことに日々感謝していることを伝え続ける乙武くんの人柄に、また改めて脱帽している次第です。
もともと持ってる教育感みたいなものも似ているからか、
ほんとにすんなり読みきれる1冊。
教育云々にかかわらず、読めるのでは。
余談だが、なまじ年代が一緒なだけに、どうしても乙武くんと言ってしまう。
これもまた親近感。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2013年3月23日
- 読了日 : 2013年3月21日
- 本棚登録日 : 2013年3月21日
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