感染症とたたかう -インフルエンザとSARS- (岩波新書)

  • 岩波書店 (2003年12月20日発売)
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感想 : 11
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副題の示すとおり、インフルエンザについて分かりやすく説明されている。
専門用語はなく、一般向き。本書を読んで実践することで、罹患者は減るだろう。
刊行は10年前だが、内容に古さは感じない。大規模感染症を理解するための、基礎編として良いだろう。
治療薬(予防薬)は、新しい商品が出ており、対策方法は以前より確立している。しかし、感染症は、予防と疫学が重要である。
また、麻疹、風疹といった数年前に流行した感染症の解説もある。予防接種のあり方を考える、良い機会と思う。(インフルエンザ予防接種も含めて)。
人獣共通感染症については、呼吸器以外では感染性を持たないということであるが。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 医療心理薬
感想投稿日 : 2014年10月5日
読了日 : 2014年5月3日
本棚登録日 : 2014年5月3日

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