著者の消費、差別化、下流といったテーマの本の現在のところの集大成と思われる。消費活動の流れ、分類の仕方も良くわかり、共感できるところが多い。また、第4のシェアという考え方は、まさに時代とマッチしていると感じる。
本書の構成、後半部分には、対談が多い。これは本の性格上、不要なのではないかと思う。
・消費、物を買うという行為は、マスコミによって作られてきた、と感じる。マイホーム、3種の神器を始めとして、ブランド志向へ。まさに家⇒個へ
・消費の影で、コピーライター杉山豊志の死は何を物語るのか?夢がないのに夢売れぬ。
・Have⇒Beへ
人と同じものを持つ⇒自分がどうありたいか
・分衆 金魂巻
まる金 まるビ
・高度消費社会で自分捜し make up
・これから、シンプル⇒日本⇒地方指向へ
・文明社会で、古いものが忘れ去られていく⇒死が無意味⇒人生は完成せず⇒生も無意味となる
(なくなってしまうから貴重なもの、若さ、健康etc)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
読書
- 感想投稿日 : 2013年6月22日
- 読了日 : 2012年11月29日
- 本棚登録日 : 2012年11月16日
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