若きウェルテルの悩み (岩波文庫 赤 405-1)

  • 岩波書店 (1978年12月18日発売)
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まさに疾風怒濤という小説で、主人公が畳み掛けるように心理が変化していく様が痛いほど分かった。様々なモチーフや風景描写が随所に散りばめられ、後々の考えに影響を及ぼしたりする伏線のようになっているところも面白かった。ただ、一部二部と三部で構成が変わり、いいところもあるのだけど、没入感やテンポがなくなってしまったように感じられ残念だった。(解説にも同様に思った人もいたと書いてあり安心した)
ウェルテル効果という現象や言葉ができた理由が分かったように思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年10月21日
読了日 : 2021年10月21日
本棚登録日 : 2021年10月21日

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