革命のファンファーレ 現代のお金と広告 (幻冬舎単行本)

著者 :
  • 幻冬舎 (2017年10月4日発売)
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本棚登録 : 867
感想 : 95
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個人的にあまりテレビは見ない方で、キングコングの西野という存在は知っていたものの、どういう人かは全く知らなかった。

最近、西野さん自身のブログやnoteの記事を読んでいて、考え方は独特だけど非常に理にかなっていると感じたため、本も読んで見るかと思い購入してみました。

西野さんが、どのようにして絵本を作り、それを販売したのかという手法が中心の本ではあるのだけど、とにかく発想が独特でかつ実行力も高く、なるほどこれは成功するわ、と納得しきりでした。

個人的に面白いと感じたのは、「人は確認作業でしか動かない」という部分で、昨今もコロナ下で映画館でジブリ映画が上映されて、ジブリって皆、見たことあるはずなのに、「映画館でジブリを体験したい」という確認作業で動いており、まさに西野さんの言うとおりの行動をしているな、と感じました。

それ以外にも、信用がお金になる話や、お土産で本を売る話とか、自分が読んでしるしが付いた本(古本)を高値で売るとか、様々な手法が紹介されており、これからの人生を生きていく上での指針になるような内容が書かれていて、非常に参考になりました。

一般人が全ての知識を応用できるわけでは無いけれども、読みものとしても無類に面白いので、読んでみると良いと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年7月20日
読了日 : 2020年7月20日
本棚登録日 : 2020年7月20日

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