黙って行かせて

  • 新潮社 (2004年10月28日発売)
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本棚登録 : 169
感想 : 39
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ナチス親衛隊になるために子供たちを捨てた母親についてのルポ。彼女の娘が書いた。こういう視点からナチスを見るのははじめて。
ナチスの子供たち視点のルポは、私が知らないだけでたくさんあるそうだ。読みたい。なぜドイツ人は過去を清算できて、日本人は過去の過ちを再生産し続けてきたんだろう?

はじめ、この母親は境界知能なのかなと思った。でも、愛着障害か、パーソナリティ障害なのかも。愛着に傷があると、権威に対して過剰な同一化を望むようになってしまうのか?
私はもっと人間についてしりたい。

昨晩、寝る前に少し読もうと開いて、気づけば3時前になっていた。そのせいで体がつらい。読み応えのある本だ。彼女の本をもっと読みたいな。

https://www.youtube.com/watch?v=I0AeAFzDkOA

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年2月13日
読了日 : 2018年2月17日
本棚登録日 : 2018年2月13日

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