ルイスフロイスは人生で数十回信長と会っている。その記録が主になっている巻。信長の性格、その戦略・政策、岐阜城の構造などを細かく書いている。信長像の形成はこの文献から出ているのかと感じた。また書き手によって描く人の像が変わることがわかる一冊。松永を悪魔扱いする一方、キリスト教普及に尽力してくれた和田惟政をベタ褒めしたりとキリスト教に味方するかどうかで視点を変えている。ちなみに信長はキリスト教布教を認めたので、いい感じで書いているが、神道とかは邪道と断じていたw
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2013年3月15日
- 読了日 : 2013年3月15日
- 本棚登録日 : 2013年3月15日
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