色褪せないで残るということを考える。
再び日の目を見るということを考える。
どちらも結局は良いものでないと残らないのかな。
1925年に書かれたものが日本では1971年に出て、ほいで2012年に復刊された、と。これはどういうことなのだろう?なんでもええから物珍しそうなもの掘り返してきたよってのでこういう本が出てくるのだろうか。それとももはや人間の作り出したもののアーカイブは途方もない量になっており(アーカイブを残しておく為の技術革新とかもあってね)玉石混淆は自然淘汰され上澄みはきっと良いものだと判断されているが故に残っているもの見直されているものはすべからく良いものだと思っていいのか、それともなにかしらの操作があってこその生存復活なのか、いろいろ考えるのだけれども、結局はまあ読んで面白かったのだし、まあいいかと思う。でもやっぱりこの本のどこを読んでどこに共感して面白かったのだろうか、自分で自分に細部を聞いてみたい気もするがだいたいそういうときは答えが容易されていないのだ。なんて駄目なやつ。このまま内容に触れることなくレビューを終わる。面白かったんだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年9月27日
- 読了日 : 2012年9月26日
- 本棚登録日 : 2012年9月26日
みんなの感想をみる