あんなに大きかったホッケがなぜこんなに小さくなったのか (単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2015年1月23日発売)
3.56
  • (4)
  • (17)
  • (8)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 101
感想 : 16
3

カバーのフォント、とにかくひどすぎる。
こんな文字使って、何を表現したいのだろうか…。
と思いながら読み進める。
ホッケが小さくなったのは結局、漁獲量の減少が原因だという話。かつてのニシンを引き合いに出しての説明は、よく聞く説であるし、知っていることではあるが、それから何も反省していないのか日本の漁師たちよ。と思わずにはいられない。
本書では漁師だけにその責を求めるのではなく、広く政府の政策にも呼びかけが必要だとしている。その意図には充分賛同するが、いかんせん各章の節毎に表示されるフォントをみて、説得力がガタ落ちだよなあ、と残念な気持ちになるデザインである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2015年12月28日
読了日 : 2016年1月4日
本棚登録日 : 2015年12月28日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする