自殺について書かれた本というとなんだか重たいイメージですが、内容は事例ばかりでもなく、精神安定剤として処方される薬についての誤った知識についてや、自殺のチェックリスト等、資料的なものもありました。
専門的なことも書かれていますが、割とわかりやすかったです。
自殺とは決して人事ではない。
そして、心の弱さだけが原因となるわけではない。
病気によって、または遺伝的にある種の病気にかかりやすく、自殺の危険に陥りやすい人というのも存在する。
また、自分がしなくても周りの人が自殺する危険だってある。
そのとき、何ができるか、何をするのか。
死に対しての興味はさておき、知識として自殺について学ぶことは悪くないと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
数学・科学・ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2008年7月6日
- 読了日 : 2008年7月6日
- 本棚登録日 : 2008年7月6日
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