偽りの戦後日本

  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2015年4月25日発売)
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本棚登録 : 71
感想 : 9
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カレル・ヴァン・ウォルフレン氏については、ヨーロッパ目線の日本通ということで彼の本を数冊読んで知っていましたが、白井聡氏についてははずかしながらこの本のことを知るまで知りませんでした(涙)。
この二人には戦後日本についての歴史認識に共通する部分もありこの対話本になったのでしょう。
久しぶりに質の高い歴史認識に基づく対話を楽しむことができました。
内容は以下のとおりです。
第1章 日本はふたたび戦争に踏み出すのか
第2章 敗戦国の空虚な70年
第3章 右傾化する日本人
第4章 新自由主義が支配する世界
第5章 終わらない「敗戦」を乗り越えるために
でした。
ところでお二人の会話の中で共通していたのは安倍首相の脳ミソのことでした(笑)。
ということで、第5章の件については、一刻も早く安倍ちゃん内閣が退陣するのがポイントでるという認識で一致していました(笑)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 政治・社会
感想投稿日 : 2017年8月3日
読了日 : 2017年8月3日
本棚登録日 : 2017年6月17日

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