資本主義を資本主義たらしめる三つの要素、それは、言語・法・貨幣である。
貨幣が持つ本質、つまり交換機能に着目して一時代前に作ったジョン・ローの銀行というもの。
ニュートンが考えた錬金術のこと。
そして、主体なき欲望としての「貨幣」
21世紀の資本主義は、人間生活が真に依拠しなくてはならない「大地」とフレンドリーになれるのか。
ウェーバーとゾンバルトの論争。ニーチェ、フロイトのハイデッカーなどの考え方も取り入れながら書かれた著者の乾坤一擲な作品である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
経済
- 感想投稿日 : 2010年1月19日
- 読了日 : 2009年12月2日
- 本棚登録日 : 2009年12月2日
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