日本がデフレ経済であることにより利益を得るグループがある。
橋元内閣以来継続されている構造改革がデフレ経済から脱却できないレジームである。
戦後、日本を成長基調に持っていった重鎮の意見に耳を傾けながら、本書が書かれた。
デフレ構造のメカニズム、また、デフレ脱却の処方箋が明確に示されている。
それにも拘らず、デフレを放置するグループの行動を甘んじて受けるかどうかは国民の選択である。
そのことを問いかけた著作でありました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
経済
- 感想投稿日 : 2013年1月15日
- 読了日 : 2013年1月15日
- 本棚登録日 : 2013年1月12日
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