本は忌むべき禁制品であり、焚書が正しい行いとされる世界の話。本を読むことがいかに豊かな世界をもたらしてくれるかを教えてくれる読書論でもあるかな。
ブラッドベリの著書はこれが初めてだったんだけど、文体がとても印象的だった。文章に目を通したとき、その映像を想像させるのではなく、見せつけられている感じ。一瞬一瞬がスローモーションのように流れ、主人公の思考を高速で追っていく感覚。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年3月12日
- 読了日 : 2020年3月12日
- 本棚登録日 : 2020年3月12日
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