粉飾資本主義―エンロンとライブドア

著者 :
  • 東洋経済新報社 (2006年6月1日発売)
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  エンロンとライブドアを中心に、なぜ会計不祥事が起きたのかを丁寧に解説してくれています。結局のところ、昔からあった手法が形を変えて出てきている。現在の経済実態に合わせてでてきたというところでしょうか。
  ライブドアも正直うさんくさいと思ってましたし、自社の決算書も把握していないような社長が、よくもまあ経営できるものだと思ってましたけど、結局、虚業というか、自分が儲かればそれでよい。そんな経営であることがよく分かります。それが、世界的に似たような傾向にあるというのが悲しい話ですが。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事(会計)
感想投稿日 : 2012年1月3日
読了日 : 2012年1月3日
本棚登録日 : 2012年1月3日

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