なんかやっぱり少年みたいな大人だなあと。
印象深い映画や
少年時代に残っている映画などを絡めて書き、
その文章を執筆していたときの
裏側のような時間を「シアターの楽屋裏」として書いています。
「映画というものは豊かなものである。
珍品は珍品で愛敬があって、
それなりの楽しみ方ができる。」
というように、
ものすごーく面白かった!
って映画よりも、
なーんか残ってるんだよなあ、タイトルも知らないけど。
みたいな映画の話をしてくれていたり。
意味不明でも面白いものは面白いし、
「そもそも悪役という人間は存在しない。
悪役という視点が存在しているだけである。」
なんてゆう風に、
自分から見れば悪者だったとしても
見方を変えると本当にその人は悪者なのか
考えさせてくれたりします。
最近、
まったくちゃんと映画を見てないけど
見たくなるし
岩井さんの感覚をおしゃべりしている感じで
聞ける一冊。
よかった!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年5月20日
- 読了日 : 2012年5月13日
- 本棚登録日 : 2012年5月20日
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